|
1. |
|
|
|
|
夢幻に漂い 眠らない街へ
奏でた軌跡が交わる
掌重ねて 仰ぐ
漆黒を彩る星屑 夜空を染める
寂れた時を待つ
触れるまで 抑えていた感情
囚われた迷いを打ち消して
遮る一滴 乾いた軌道霞めて
瞼の奥を揺らす
No matter how I hold out
I can't go back again
塞ぎきれないまま悲しみで埋めて
冴えた瞳で見つめた先へ
溢れる想い乗せて走り続ける
No matter how I hold out
I can't go back again
塞ぎきれないまま悲しみを埋めて
冴えた瞳は未来を見ている
遍く光射す 明日を繋いで
|
|
2. |
|
|
|
|
嫌いな色が見える
あの人はもう直ぐ
此の世から存在ごと消されてしまう
舞い散る羽根 静寂の闇
錆びた剣 振り翳した慟哭の夜
存在 見失って初めて気付く
孤独や不安に苛まれ
この手に残る感覚 取り戻すため
新たな決意 胸に秘めて
欠けた月が照らす
孤独な心 脆く儚く散りゆく
風に漂いながら 瞳閉じて
冷えた頬濡らす
空翔ける雷が 雨雲裂いて降り注ぐ
荒れ狂う嵐の先へ 新たな試練に立ち向かう
猛る熱情を焦がし たとえこの身朽ち果てても
いつか進むべき道は この手伸ばした先の未来へ
止まない残響 凍てつく氷雪の大地
咲き遅れた春の兆し 吹き荒ぶ嵐の渓谷
震える手夢を託す 燃える情熱の魂
この胸を焼き尽くすまで 蟠る渾沌を切り裂いて
|
|
3. |
|
|
|
|
まだ醒めないままで
身を熱く焦がしてゆく
通り過ぎる景色に時を重ねて
触れる意思 瞬き阻み思考を閉ざす
感覚研ぎ澄まして（遮る気配）
季節の移ろいに残る微かな兆し
不確かな可能性を示してゆく
未来の地図に記された
真実を解き明かす鍵
目覚めて黎明を照らす光を放て
瞬いた空 不浄な気配を切り裂いて
翳す掌 眩む灯の向こうへ
軈て闇に呑まれ消えてゆく星
途絶えて忘れ去られた存在を取り戻して
芽吹く息吹 奔る
触れる意思 瞬き阻み思考を閉ざす
感覚研ぎ澄まして（導かれるまま）
季節の移ろいに残る僅かな希望
不確かな可能性を力に変えて（預けて）
巡り合う世界へ（届けて）
|
|
4. |
|
|
|
|
渇いた地を洗う砂風荒ぶ
閉ざされた扉の奥に見えた蟠り
術を知らないまま潜む
幻想を捨てて瞬く 音の無い世界へ
遥か彼方 蒼き空へ想い馳せた星の果て
いつか辿り着く時まで
何も見えない 永い闇を駆け抜ける
遠ざかる光見つめて
時を越え 生まれてゆく新たな星
微かに輝く命盡きるまで
逃れて見失う
明けない夜を越え あの暁へ
動き出す 巡り廻る星の鼓動
霞立つ空へ続く風を待つ
悠久の眠りから目覚めて
初めて気づいた 過去の記憶
遥か彼方 蒼き空へ想い馳せた地の果てで
いつか巡り合う時まで
瞳逸らした 光に包まれてゆく
遠ざかる闇を見つめて
果てしなく続く命の源へ
途切れた欠片に触れて
その先は忘れてしまっても
留めた残像 まだ瞼に
動き出す 巡り廻る星の呼吸
霞立つ空は霽れて 風に舞う
淀んだ空間に 精彩を放つ
新たな地を求めて
|
|
5. |
|
|
|
|
委ねてしまう前に留めた
魅せられてゆく虚空を切り裂いて
遍く照らす黎明の輝きへ
移りゆく時の中 剥がれ落ちる過去の影
静かに心の中で叫ぶ
息を潜めて 近づく気配断つ 空虚な呼吸
ゆっくりと動き出す
何処かで彷徨う孤独 迷える魂の声
触れて 確かに感じた
痛み 苦しみに似た
疑念は遥か彼方へ
離れてゆく指先
正しさを盾に立ち 蒼き世界の果てへ
震えた手 輝く瞳の奥
褪せて 消えることのない
痛み 哀しみの色
見つけた涙の答え
永い時を越えて 再び始まる
変わらないこの世界
僕たちは歩んでゆく
乾いた空 静寂を破る
眠りから目覚めた地
風が孤独の色を染めてゆく
今 確かに気づいた
この想い届くまで
僕たちは歩んでゆく
時を越えて 生まれ変わる意思 動き出す
もう誰も止められない
僕たちの物語
|
|
6. |
|
|
|
|
眩しい陽の光が零れて
映した空と海の境界へ
重なるその輝き溢れて
夢中で追いかけていた
この瞬間 今もずっと
聞こえている
果てなく続くこの世界の向こうには
どんな景色があるのだろう
淡い水面に映る姿
吸い込まれてゆく
空の彼方 流れる雲の行方探していた
伝えていなかった想い 心の奥に
嗚呼 全て受け入れた今
此処に残る 明日を待つ
季節巡る度に思い出す
描いていた景色を
もうその場所には居ないと知った
全て受け入れて傷ついて
それでも目指す 君の待つ場所へ
|
|
7. |
|
|
|
|
君は 浮かない顔で
空を 眺めていた
君の 澄んだ瞳は
僕を 苦しめ続ける
君が見る世界の色は
白と黒の狭間で
見えない時 彷徨う
僕が描く世界 色を映す
交わした 言葉の意味を教えて
伏せてしまう世界を 留めて
明日へ託された想いに 気づいた
夜を染める輝き 集めて
途切れ途切れの記憶の 果てまで
流れ行く世界を 壊して
過去に残された時間は 僅かで
此処に失くしたものを 探して
永い 眠りから醒めた
消えてしまう想いを 届けて
風の流れを掴んで 飛ばした
此処に繋ぐ想いは 果てなく
別つ 二人の涙を 浚った
伏せてしまう世界を 留めて
明日へ託された想いは この手に
未来に帰す命 預けて
現在を その眼に焼き付けて
消えてしまう想いを 届けて
過去を繋ぐ術を知って 祈った
此処に残る想いは 果てなく
願う 未来の何処かで 伝えて
|
|
8. |
|
|
|
|
君に出逢う 初めて感じる想い伝う
不思議な力で 世界の全てを知る
いつも見ていた ありふれた日常が
やがて静かに 奇跡へと変わり出す
目の前通り過ぎる 緩い風頬を掠める
永遠に続くと信じた かけがえのない日々 繋いで
閉じ込めてた想い 時の欠片を拾い集めて
進んでゆく 二人が選ぶ共に歩む未来
立ち開かる この先どんな未来待ち受けようと
変わらぬ夢 どこまでも描く あなたと手をとって
何も見えない暗闇の中独り孤独で
進む事象と不確定に抗う意思
ここで見たのは幾つかの隠された記憶達
すぐ傍に現れて気づけなかった痛み
君と辿る ここから始まる物語は
途切れてしまった 崩れ落ちてゆく世界
いつか近づく 別れの時が迫る
時を失う 訪れた綻びは
突然に奪われた記憶
眠る水の中 電子の海泳いで
現実との狭間で 心の針止まったまま
夏が終わり過ぎ去る 元には戻れない
巡る軌跡 脳裏に焼き付けて
夢の中をあてもなく彷徨う静寂の世界
残る記憶 二人が記した忘れ得ぬものを
取り戻して 許された自由は僕の手の中に
迎えに行く どこまでも遠く果てなく その為に
守るべきもの 絆を背に僕らは旅立つ
共に過ごした日々は 大切な宝物
離れて気づく 内なる意思 退屈な毎日
固く閉ざす心の扉 鍵を開けて
眠れぬ夜も 心が折れそうな夜も
悲しい傷を癒すため 君の幸せを願う
そして目覚め始めて
僅か残る夢の雫 一滴ずつ掬い集めて
懐かしいあの景色をもう一度
|
|
9. |
|
|
|
|
あの日 世界は灰色に染まり
滾る鼓動
静かに決意を燈して
微か光放つ 星々の欠片
静寂に呑まれ
跡形もなく姿消してしまう前に
見上げた空の色
霞んで見えない
やがて月日は流れ
色づく季節 零れ 散る
揺れて 吹き抜ける風 惑わす
歩み出した想い 途切れぬように
そっと躰を預けて
雲を欠いた青空 見渡せば
巡る 時の流れを感じて
ある日 世界は涙を流して
乱れた鼓動
止まったままの針 落ちた
迫りくる魔の手に
失意の底で 砕け散る想い
崩れて見えない激情に駆られ
自我を無くして
傷ついた躰を癒せず
潰えてしまう前に 光を燈して
溶け合った刹那
願いの渦に呑まれて
導かれたように 変わる運命
新たな兆し感じて
続いてゆく時は 戻せない
君と僕が織りなす１ページ
|
|
10. |
|
|
|
|
願いの色に染まる空 この身照らし
佇む風を受けて霞んでゆく
伝わらない想いが零れている
悲しみに満ちた足跡辿って
遠く果てない夜空には
幾千の光で満ち溢れている
その輝きに溺れて また 見失っても
消せない過去には戻れない
逢う度 心が荒んでゆく
自分を偽って生きてきた
争いや憎しみが生む
その瞳に映る真実は
今 対の世界 終わりを告げる
見せない涙 見えない心
今まで見てきた闇が暴かれて
終末の地に注ぐ
数多の声 耳を劈く
苦しみの刃に切り刻まれて
触れることの出来ない答え探して
相剋の渦 瞞しの中へ
見上げたその先に映るもの
願うまで届かなかった
まだ見ぬ世界を旅して
伝え合う感情が舞い降りて 耳元で囁いた
遠き日の あの焼け付いた場所へ
重なる景色に想い馳せ 共に旅立つ
何時か また新たな出会いが
その先 訪れることを信じて
|
