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lol project 029​​​​​​​​​​​​​​​:​​​​​​​​​​​Overlap Extensively

by lol project

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1.
無垢なフリして 戯けて 燥ぎ 躓いてる 聴こえてない訳じゃ無いから 此処で耳を澄ます 言葉の棘 刺さる度痛む心は 私が 壊した静寂は此処で 無数の刃となり降り注いでゆく 貴方が 零した血の色の中 魔物が隠れてせせら嗤う 雨が降る街 戯けて 踊り 躓いてる 時が過ぎ去るまで 心で耳を澄まして居よう 視線の渦 沈む度穢れで淀んだ心 生まれた宵闇の冷たさに触れて ただ雑音に掻き消され 胸を締め付ける 私が 壊した静寂が此処で 無数の刃となり降り注いでゆく 貴方が 零した血の色の中 魔物が隠れてせせら嗤う 私が 灯した火の色は今に 無数の答えとなり織り連ねてゆく 貴方が 壊したこの空の下 魔物は潜んでせせら嗤う 二人の声 今掴む度伝う心 私が 壊した静寂が今は 無数の刃を火に変え始める 貴方が 残したその意思に触れ 魔物は隣で牙を鳴らす 私が 壊した静寂が此処で 無数の刃となり降り注いでゆく 貴方が 零した血の色の中 魔物が隠れてせせら嗤う 魔物は消えずに今日も牙鳴らす
2.
熱を帯びて高鳴る鼓動が 放たれた感覚に 意識まで深く突き刺されて 流れに沿う二つの影は 荒ぶ風切り裂いて 共鳴し加速する 焦げ付いた地に残る足跡 摩耗した爪先 煙上げて突き抜けてゆく 果てなく続く道は 未だ何も知らない 見たことのない景色が広がる 光のその先へ 移り変わる街の遠景 淡く染めた街路樹 仄暗い氷雪を纏って 枯れた木々に新芽をつけた やがて彩る世界に 意識吸い込まれてゆく 交差する思考に疼く声 頬掠め時化た気配絡めて 突き抜けてゆく 遍く翳る道の先に見えるもの 微かな軌跡辿って探した 最果ての彼方へ きっと訪れる 夜明けはまだ見ぬ明日の始まり 見てきた全てを解き放つ 交差する思考に疼く声 頬掠め時化た気配絡めて 突き抜けてゆく 胸を渦巻く影は 晴れて消えてゆく 焼き付けた瞬間が蘇る 繰り返す変わることの無い未来へ
3.
遠く深き因縁と 信仰を持つこの大地で 同じ時を経て交錯する 見え透いていた不確かな存在達 不条理な世を哀れんだ 軋轢が生む摩擦と血肉の境界に そっと触れた 綻びは脆く崩れてゆく 途絶えた 風が啼く日は まだ焼き付いている 終わらない憎しみから倦む 消せない 罪を負う聲 受け入れられぬなら 祈りさえ掻き消されてゆく 消えない 刻まれた記憶 もう届かなくても 繰り返す終わりのない日々を 今日も生きてゆくだけ
4.
解けかけた互いの糸 揺らぐ声は無気力なまま 冴えない導きに 虚構が映した壁 剥がれ出した 求めるだけの理想は吐き捨て 鮮烈な意義を示す 向かうことが出来ずにいた 慣れない言葉が脳裏に過る 闇が 決して消えることのない腐敗を 包み込むように 荒んだ姿は何も見えない もう元には戻れない 砕けたままの嘘 dreary night 零れて濡れた 流れる涙で何も見えない 閉じかけた悲しみまで 深く釘を刺す 掴みかけて 離れた全てが 滲んだ視界は何も見えない 鉛色の空の下 孤独な傘を差す
5.
夜が 開いた眼で 影を混ぜ合わせてく 変わる僕の姿を 誰も捉え切れずに この網膜に焼き付けた季節 儚く移ろう 騒音消せず戸惑い 静かに吹いた夜風に手を 翳して感じた あの日最後に見た夢を 苦痛が醒めない夜に 視線は 浸透してくから 途切れ途切れの日常に 非現実重ねて 溺れて終えばもう 夢は欠け 開いた眼に映る貴方と 全て溶け合いながら 極彩の闇に消えて終えばやがて 裏切りの代償は何時も同じだから 今 此の昏い焔に酔う この網膜に焼き付けた季節 儚く移ろう 騒音消せず戸惑い 静かに吹いた夜風はまだ 答えを隠して 絡み付く痛みに歪む 苦痛が醒めない夜に 視線は 浸透してくから 廻り廻り続ける罪 憎しみだけ重ね 溺れて終えば 身を 委ねよう 開いた眼に映る貴方と 全て溶け合いながら 極彩の闇に消えて終えばやがて 裏切りの代償は何時も同じだから 今 此の昏い焔に酔う 此の夢も昏き焔に焚べて終えたら 此の身も心も全て 灼き尽くせたなら 何時か 彩られた闇の狭間に犇めいてる その眼を潰し 灰に帰すから
6.
立ち昇る 黒い炎が 身を焦げ尽くすような 燃え盛る渦の中 胸を押さえた振動が 迷いと重なり 揺らめいている 突き動かしたものは 何時しか空前の夢 幻を見せていた 触れた真実の欠片 胸に秘めて 雲を包み込み空に 願い込めた 時は立ち塞ぐように 嘘を隠す 霞む瞞しはやがて 藻屑と消えた 震え出す 脳裏過った 身を窄めながら ただ小さく頷いていた 焼け付くような 悪夢から目覚めた時 始まりを悟った 偽りの快楽に身悶え 迫る恐怖に抗い続けてきた 乱れ狂う世を駆けた千年の時 奏でた音色は感情を彩る 心の隙間を灯す一筋の火 守るべきものは全てこの手の中に 語り尽くした神話は 忘れていた何かをもう一度呼び覚ます 空に煌めいた星は数多あれど 己の命はこの世にただ一つ 時は立ち塞ぐように また邪魔をする 守るべきものを全てこの手に刻み続ける
7.
辿った足跡 境界を越えて 伸びてゆく影が交錯する 時を刻む音 過ぎ去る時間に 淀んだ記憶削がれてゆく 焼け付く日差しの中 蒼く反射する 路面に浮かぶ孤に木漏れ日射す 遠回りしていた 迷えども行けば開ける眩めく世界 限界まで飛ばした声が 目覚めた街の記憶にリンクする 解けない魔法の様に 美しく咲き誇る 駆け巡る光 眠らない夜に 奪われた熱が拡散する 喧騒に呑まれ 振り返る人々の群れ 駆け抜けてゆく 研ぎ澄ました気配に宿る 一筋の光に願いを込めて 見上げた彼方の空に架かる 星屑の道 限界まで飛ばした声が 眠らない街の記憶にリンクした 溶け出す氷の様に 淡く足跡残す 研ぎ澄ました気配を放つ 幾つもの光が奇跡を繋ぐ 再び芽吹く世界へ 導く鼓動の音が 胸の奥で響いている
8.
夜明けの静寂佇む 微かな痛み 零れた雫 伝う悲しみ 解けて 濡れた袖 花を挿す 川辺に弧を描くように 浮かべた 二人別つ傷跡 雪解けを待つ 凍えた景色 果て行くまま 堕ちて告げる数多の乖離 夢幻に揺らぐ失意 闇に重なる叫び 枯れた意識溶かした 頬に刺さる感覚 蔑む声 淀んだ迫る死に 投げられた蒼い花弁を 胸に残る不確かなもの 悲しみさえ捨てる覚悟連れて 忘れないで この花に込めた想いは いつまでも深く胸に刻み続けてゆける 辛い記憶も思い出して 鮮やかな記憶に生まれ変わる 新しい時を繋ぐ運命と共に 生きる希望が生まれてゆく 降り注ぐ陽は 闇を照らし光に変えてゆく 色褪せずに 此処に残ってる想いは 果てしなく 時を越えてまた輝いてゆける 儚い夢も 孤独さえも 鮮やかな記憶に生まれ変わる 新しい時を繋ぐ運命と共に 此処に戻ってくるから
9.
冷めた眼が心の奥貫く 降り注ぐ滴る雨 忘れ去られた時の空白 満たせない渇いた海に身体を預けて 雑念を散らす 甘い罠に潜めた果実 虚ろな影を宿して 身動きできず触れた 真紅に染まる褪めた視界が閉ざされ 届かない真実を這う 濡れたこの手で刺し貫いた血飛沫が 瞼に焼き付く 流しても消えない 冷酷な憎しみが疼く 触れて感じた 微かに残る温もりが 砕けて流れて色付いた季節に 夕暮れの深緑が叫ぶ ざわめき 噎せ返る邪気 渦巻いて 滲んで見えない 苦しみと共に 奈落の底に落ちてゆく
10.
闇に立つ 怪しい気配 消え 頬を刺す慟哭が胸締め付ける 苛立つ狂気放ち 穢された身を屈める 操られた視界 脳裏を過ぎる兆しが 平穏を取り乱す 何処かで鳴り響く 耳を劈く序曲に 震えを隠して 不穏な燭影が揺らめく 瞼に焼き付く 不安を重ねてゆく 不吉な予覚が忍び寄る 偽善選り分けて 潰えた真実を暴く 闇を断つ 微かな光さえ失われて 絶望の淵に佇む 届かぬ支配の中 絆された身を絡める 壊れてゆく視界 逃れられぬ宿命に 感情を掻き乱す 狂った感覚に操られた 邪知深き古の言葉 誰にも披瀝出来ずにいた 脳天に刺さる 讒言が警告誘う 鋭い眼光が近づく 闇夜切り裂いて 褪せた忘却の彼方へ 許されぬ支配求めて 脆弱な心侵されてゆく 堕落の果て 血に染まる刃を振り翳して 身熱を奪う 狡猾な悪魔が宿る 悦に浸る永い眠りに就く 蠱惑する最後の鐘が 今 時別ち 狂気の淀みに堕ちてゆく
11.
黒い靄の彼方に 掠れた声閉ざし 意思を研ぎ澄ます 濡れた外郭は 激しい陽の光に晒されて 刹那 目を細めた あの日から 止まった時計の針は ゆっくりと動き出す 待ち侘びた想いから また目覚めてゆく 過ぎ去った景色は 今も未だ胸の奥 遠ざかる後姿を背に旅立つ 此処で出逢った事は 瞼の奥底に深く焼き付いていた やがて澄み渡る空に 重ねたあの夏の日を 遠く果てない空は 流れる雲の切れ間 静かに揺らめいて見えた 繋ぐ空間は 明日をそっと引き寄せた 再び別れを告げる 最後の悲しみさえ儚く散っていった それは苦しみじゃなくて 新たな出逢いの始まりを 永久に導いてゆく

credits

released April 28, 2018

Composer : Transient Energy (TREN) / 裕 / 福神DéLi
Total Produce : Transient Energy (TREN)
Mastering : Transient Energy (TREN)

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