We’ve updated our Terms of Use to reflect our new entity name and address. You can review the changes here.
We’ve updated our Terms of Use. You can review the changes here.

lol project 009​​​​​​​​​:​​​​​Divine Providence [RE]

by lol project

/
  • Streaming + Download

    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      ¥1,500 JPY  or more

     

1.
箍を外した 蝶の羽がひらりと落ちてゆく 刹那に刺さる 銀の鋭い爪痕が 壊れゆく大地を飲み込む黒い影 時化た気配に蠢く 閉ざされた世界は闇に包まれて朽ちる 深い瘴気に蝕まれてゆく 隙間を埋める様にして  爛れた体 滲んだ紅い景色 欠けた鏡に映った 癒えない傷跡 飢えた者の回廊に誘う 深く息を止めて 沈んだまま 苦しみに杭を打ち付ける 痛みだけが残っている 凍えた冷たい手に 触れた 時を止めて 待ち続ける 悲しみを乗り越えたのなら 昨日までの自分だけが 笑って許してくれるから 荒んだ心 耳を塞いで埋もれ行く 捧げる意識 深い沈黙に溺れて 止め処なく溢れ出した想いは褪せて消えた 淡い残り香を 包み込んだまま 深淵に佇む  生きる数多の生命 運命に逆らう 虚空を掴み砕け散る 幾度となく繰り返す 死者の咽ぶ聲 全てを知り蘇る 掌翳して 燦然と輝きを解き放つ 浅く呼吸をして 浮かんだまま 快楽に身を預けながら 何もかもが消え失せても 温もりを抱き締めて 触れた 時を止めて 待ち続ける 苦しみを乗り越えたのなら 昨日までの自分だけが 笑って許してくれるから
2.
月のように満ちて欠ける 時にはありふれた孤独 世界は陽炎の向こうで 揺らぎ移ろいで見える 潮のように満ちて引いて 静かに忍び寄る孤独 僕らは狂った磁針のように 忙しなく迷う 同じ空の下、同じ星を見て 同じ時代に生きてる僕ら 同じ空の下、同じ星を見て 同じ時代に生きていながら 互いに触れることを恐れ 心の空白を埋められないでいる 心の平和を取り戻すために 存在する意味を問い返すため 僕らのプログラムの中の 集合無意識は愛を捜している 絶え間ない時間の積層の 今という特異点に生まれ 引力と斥力に支配された 原子や惑星のような僕ら 引力と斥力に支配された 原子や惑星のような僕ら...
3.
見上げた空には無数の輝き 光を散らして瞬きはじめる この広い宇宙に生まれた星達 今 微かな鼓動が聞こえてくる 見つめた地平線と 繋いだ点と点の線 塞いだ記憶を手繰り寄せて 瞬きを繰り返す 伸ばした腕の先に 流れる 創造の息吹 僕らは気づいていた あの日の僅かな思いを乗せ 飛び立つ 刻んだ思いを受け 目覚めた 共鳴する意思 確かめ合う生命の灯火 再び生まれ変わる 見つけたその先には 果てしなく続く光景 僕らは見つめている 新たな可能性を信じて 飛び立つ 思いを... 届けて...
4.
求めて 俯いてた軌道が 理由も無く道を開いて 一線が僕らを分つ 虚空を見詰めた東と 裏側の太陽に 憧れる様に旅をする 何かでも何処かでもなく 君は手を差し伸べてくれるけれど 僕は引力に逆らえず 地上に向かって接吻を待つ 希望の歌が 星いっぱいに広がる 砕けるその瞬間まで 僕が見詰めてなければと思う 飛び散る液晶が スローで浮いているように 砕け散るその瞬間まで 君は其処で見ていて 「いまいくよ」 求めて 俯いてた軌道が 理由も無く道を開いて 一線が僕らを分つ 虚空を見詰めた東と 裏側の太陽に 憧れる様に旅をして 何かでも何処かでもなく 君は手を差し伸べてくれたけれど 僕は引力に逆らわず 地上に向かって届かぬ接吻を待つ
5.
揺らめく陽炎 霞立つ息吹 地を這う 嘲嗤う声 木霊する 波間に浮かぶ光と溶け合って 切り裂く 闇に浮かぶ月が滲む 時と時の狭間 封じ込められた光に 包まれて漂いながら 気配を隠して いつか 届くと信じていた あの空に 今も 求め続ける 確かめ合った時間 果てしない空と 長い道程の先まで 捨てられた希望 夜の雨に打ち砕かれたまま  明日を越えて 辿り着くその先に  舞い散る 時の彼方へ 途切れた記憶の糸 繋ぎ合わせ 冷たい体に 生命を吹き込む 失くした心の鍵 見つけ出して 迷いを断ち切り 楔解き放つ 空と海の狭間 包み込まれた空間に 夢から覚めた 意識を取り戻し始めて いつか 訪れるはずの未来に背を向け今 失われた時を求めて旅立つ 鮮やかに染まる 空と雲の境界線 閉ざされた世界 凪いだ海の水面に映る闇 同じ宇宙の下で 生まれ変わる 新たなる 星の鼓動
6.
スペクトル見ながら あなたの声聞く 電子的な光の海を泳ぐ 今自分が何なのかを探す 脳を伝うクレバスを辿り 渇いてく自分を満たすことに唯 飽きてしまう思考を繋ぎとめて この意識が情報の糸を紡ぎ 今も心触れては遠くへ 海に墜ちる銀の砂が 奏でた声溶け尽きて広がる 蒼い煌きを纏ったまま 安らぎさえ浚われた波の彼方 細い腕をすり抜けて 廻る世界大気へと広がる 蒼い煌きを湛えたまま その声さえ浚われた岸の此方 夜が咲く方へ僕を連れて 奏でた声溶け尽きて広がる 蒼い煌きを纏ったまま ただ愛しく狂おしい夢の果てに 朝が僕の心を呼びに来る あなたの声覚めた夢の中に 零れた雫さえ湛えたまま 唄う世界 理論が僕を繋いでゆく あなたに届けと願う方へ 夏の夢は燃え尽きて散らばる 揺れた煌きを纏ったまま ただ愛しく狂おしい夢の果てに 朝が僕の声運んでゆく
7.
巷で流れる何かのニュース 興味はないけど耳を傾けた 世間は便利なモノで溢れてる 埋もれた雑音に耳を塞いだ どこかで広がる誰かの噂 知らない間に話が膨らむ 世間は歪んだ情報を伝え 埋もれた真実は錯綜する 過ちを繰り返すたび 後悔の念に苛まれ 届かないはずの答えを 探すまで進み続ける 新しい明日を 止まってた 時計の針は 緩やかに動き出した 失った 記憶を見つけ出して 築いてく 遠くで聞こえた微かな声は 人混みの中に埋もれて消えてく 時代を先行く電子革命は 生活の中に夢を与えた 忘れない記憶の中に 叶えたい夢があったから これからも歩み続ける 僕達は進んで行ける 新しい明日へ 繰り返す 白の明滅 眩い光の先へ 動き出す 時を刻み続けて 響き合う 閉じかけた心の扉 開かれた記憶を繋いで これからも歩み続ける 僕達を待ち続けてる 新しい明日が 止まってた 時計の針は 緩やかに動き出した 失った 記憶を見つけ出して 築いてく 繰り返す 白の明滅 眩い光の先へ 動き出す 時を刻み続けて 響き合う
8.
動き出すホームに残る影 息を切らして 風を切って翔けてゆく 閉じてゆく ドアを見つめながら 残された私は ただ立ち尽くしてた 何処へ向かうか 当ても無いまま 街の中彷徨っていた 空に浮かんだ月が 私を嘲笑う様に見てた 街の灯に誘われて 折れた心癒してゆく 眩い光に包まれ 目覚めの時が 今確かに訪れていた 降り注ぐ温もり抱いて 記憶は脱ぎ捨て 強い陽の光を浴びた 日常に溶け込んだ足跡 魘された悪夢を消して 空に輝く太陽が 静かに私を照らして 街の喧騒に飲まれて 一人孤独の中消えた 水に映った清い光に 傷跡を重ね合わせて 欠けたピースを埋めるように 嫌な記憶塗り替えて 忘れた答え見つけ出し 折れた心癒してゆく 空に輝く太陽が 静かに私を照らして 街の喧騒に飲まれて 一人孤独の中消えた
9.
灰色の空からまた雪降らして  凍えた翼濡らし 一つ一つ拾い上げ 震える光揺らして 暖めてて 今キミのくれた輝き 生まれ変わる時まで 触れたキミの指先から遠くに向けた風音が 遠ざかる喧噪に混ざり 枯れた木々を揺らす 巡る雨は冷たくなり 遠くの街を濡らして 揺らめいた残響に 馳せる想いの行く末を 街角を彩る水鏡に映る不安の色 走り出した横顔に僕は 答え出せぬまま 灰色した空はもう夜照らして  凍えた翼濡らした 雨が雪になる刻 震える光揺らして 暖めてて 今キミのくれた輝き 壊れはしないように 肩濡らしたキミはいつか 答えの無い孤独から 光彩る街の中 触れる鼓動の響き 遮る澱みの無いその強さが僕を映して 見付けた背中に僕は確かな想い伝える 藍染まる空からまた雪降らして  凍えた翼濡らし 一つ一つ拾い上げ 震える光揺らして 暖めてて 今キミのくれた輝き 生まれ変わる時まで
10.
落ちた雷鳴は全て 流れて夕闇に木霊する 途絶えた風景は 時の流れに逆らって沈んでゆく 深い闇の彼方に  埋もれた街の灯を探し歩いてく 止まない雨に打たれた 白い吐息は儚く消えてく 吹き抜ける風に靡く街路樹 雨音にかき消された足音 閉ざされた心の奥に潜む闇は すぐ傍に在る事に気づいた 濡れた両腕を翳し 集めて徒に零れてく 押さえた涙腺は緩み 瞼の奥底で揺らめいてる 触れた指先でなぞる 硝子に温もりが伝わって 滲んだ情景はやがて掠れて 傷跡を残してゆく 凪いだ 心を 預けて... 醒めた空白は溶けて 見上げた星空は煌めいて 収めた悲しみを捨てて 夜明けは気づかずに近づいてる 褪せた黎明は晴れて 霞んだ朝靄は消えてゆく 果てなく澄み渡る 雲の切れ間に七色の虹が架かる 秘めた 想いを 溶かして...
11.
コバルトブルーの水面のように 思い出もまた鮮やかなままで 波打ち際をひとりで歩いて 寄せては消える感傷を唄う 夢か現か遠浅の海辺 微睡みの中で君の手をとった 夜は孤独の波にさらわれて 溺れるように眠りに沈む 星の世界を旅する君を わたしの時間は待ってはくれない 思い出のままの姿の君を その日わたしは迎えにゆくわ 遥かな時間が流れた後も 変わらぬ想いを証明しよう また会える日までわたしはここで ずっとずっと君を待ち焦がれるの 約束の日までこの惑星で ずっとずっと君を待ち続けよう

credits

released December 30, 2014

Composer : Transient Energy (TREN) / Bernis / NAGO / 裕 / たかな
Total Produce : Transient Energy (TREN)
Mastering : Transient Energy (TREN)

license

all rights reserved

tags

If you like lol project, you may also like: